家具

家具選びの基本ポイント~カーペット選びのポイント

言葉の定義

ラグ、カーペット、絨毯、敷物、フロアカバリング、ホットカバーなど、いろんな表現がありますね。

ラグ
部屋の中で部分敷きにする敷物。デザインのあるものが多いです。デザインがインテリアのアクセントになるから、アクセントラグと呼ばれたり、リビングのスペースに置かれるから、スペースラグと呼ばれたり、食卓に敷くからダイニングラグと呼ばれたりします。

カーペット
無地のイメージで、部屋中に敷き詰めるイメージが強いです。しかし、最近では部分敷きするものも無地系のものを使うケースが多く、ラグ、カーペットは全く同じものといってもいいと思います。

絨毯(じゅうたん)
カーペットより高級感があって。世界の高級絨毯というイメージ。
中国絨毯やペルシャ絨毯など、また、機械織りのものでも高密度の高級品は絨毯といわれるケースがおおいようです。中国、ペルシャの手織りの商品については緞通(だんつう)といる呼び方があります。

ホットカーペット
文字通り、電機メーカーが作っているカーペット型暖房器具です。
最近ではこれを総称して「カーペット」と呼んだりするケースもでてきているようです。

ホットカバー
ホットカーペットは暖房器具なので、その上に繊維製品であるカーペット類をカバーとして用いる。ホットカーペットや床暖房の上に敷くので、熱に強いことが重要。

ウッドカーペット
文字通り木製のカーペット。木製のフローリングの代替品だと考えていいでしょう。

 

カーペットの特徴

防音
子どもが走り回る音、物を落としてしまったときの音など、マンションや集合住宅では、階下や隣近所への騒音は大きな問題です。カーペットは音を遮断し吸収する働きを持つ床材。静かな暮らしの環境づくりに役立ちます。

断熱、保湿
真冬にフローリングを踏んで、ヒヤッと感じたことはありませんか。見た目も暖かそうなカーペット、実は断熱・保温の効果もあります。熱を通しにくいもの=空気を繊維の間にたくさん含んでいるからです。冬の暖房はもちろん、夏の冷房効率も高まるので、省エネにもつながります。

体にやさしい
硬い床材だと衝撃がそのまま身体に伝わりますが、カーペットなら適度にやわらかくて、歩くときの衝撃を吸収してくれます。疲れにくく足にやさしいのがカーペットの良さ。また、他の床材に比べて光の照返しが少ないので、目の疲れも抑えられます。

安心
カーペットは木質床材と比べると、すべりにくいのが特長。万一転んだときも、ソフトな繊維が衝撃を和らげてくれます。また、他の床材では舞い上がってしまうほこりもカーペットなら包み込んでくれるので(ダストポケッ ト効果)、お掃除さえしっかりしておけば、お部屋の空気をきれいに保てます。

 

素材について

ウール
手ざわりがやわらかで暖かいカーペットなら、やっぱり自然素材のウール。湿度を調節する機能を持ち、人間の毛と同じく水をはじく性質があるので、ジュースなどのシミがつきにくいという特長も持っています。また、シックハウスの原因となるホルムアルデヒドを吸着し、再放出させない働きもあるというカーペットにぴったりの優れた素材です。

ナイロン
カーペットの素材の中で、最も耐久性・耐摩耗性に優れているのがナイロン。オフィスやホテルのロビーなど、人の行き来が多い場所によく使われています。とくにBCFナイロンは一本の長い繊維からできているので、遊び毛も出ず清潔。子ども部屋などにおすすめです。

アクリル
やわらかくて暖かいなど、ウールに似た風合いを手軽に楽しめる化学繊維です。帯電しにくいため静電気が起きにくいといったメリットもあります。

ポリプロピレン
軽くて丈夫、そして湿気を取り込みにくい、汚れがつきにくいなどの特長があります。繊維にする前の原料の段階で着色するので、日光による色あせも少なくなっています。

 

用途に合った選び方

リビングに合うカーペット
イメージデザインは基本的にお好みで、特に制約される要素はありません。 家族が集う場所として、楽しさと開放感を意識しながら意見調整しましょう。
他の部屋に比べ歩行量が多いので、耐久性にも配慮しましょう。ウール又はナイロン素材がお薦めです。
おすすめのカラーは、オレンジ・ブラウン・グリーン・ベージュなどです。

ダイニングに合うカーペット
イメージデザインは楽しく明るくをコンセプトに個性も重視しましょう。
どうしても汚れが目立ちやすいので清潔感を意識してしましょう。汚れが取れやすい撥水加工品がお薦めです。
おすすめのカラーは、ピンク、オレンジ・ホワイト・グリーンなどです。

マンションに合うカーペット
イメージデザインは基本的にお好みで、特に制約される要素はありません。
家族が集う場所として、楽しさと開放感を意識しながら意見調整しましょう。
やはりマンションで一番気になるのは階下へ音対策です。特に走りまわるお子様の騒音は、影響が大きい ので遮音は外せない機能とお考えください。
お子様の成長につれ、家族構成が変わることもしばしば。お部屋のレイアウト変更に備え、へこみ跡が回復しやすいウール とナイロンがお薦めです。
おすすめのカラーは、オレンジ・ブラウン・グリーン・ベージュなどです。

寝室に合うカーペット
安心・静寂・快適環境をキーワードにしましょう。
色は人の心を落ち着かせるブルー・グリーン・パープルで明度の高いカラーにしましょう。
保温性能の高いカーペットを選びましょう。素材はウールがお薦めです。
静寂を求めるなら遮音カーペットです。また、バッキングに空気を多く含みますので、保温性能も高いと言えます。
おすすめのカラーは、ブルー・グリーン・パープル・ベージュなどです。

子供部屋に合うカーペット
幼児期は豊かな感受性を大切にしましょう。明るい色・ポップ・カラフルがお薦めです。
思春期は勉強のしやすい環境を意識して。淡いブルーやベージュ系・青・パープルがお薦めです。
男女差を意識しましょう。色で分けるのも一つの方法です。
機能面にも配慮しましょう。汚れには撥水加工、健康面では、抗菌・ウイルス対策・防ダニ。子供が走る音対策や転倒時の安全を意識して遮音カーペットもお薦めです。
おすすめのカラーは、イエロー・ブルー・グリーン・ピンクなどです。

赤ちゃんにやさしいカーペット
転倒しても安全なクッション性のあるバッキング材を選びましょう。(フェルト・ポリウレタン)
できるだけ細菌やダニは避けてあげたいものです。 抗菌防臭加工をしたSEKマークが付いたものや、ホルムアルデヒド吸着効果のあるものをおすすめします。
BCFナイロンを使った遊び毛の出にくいものも安心です。防汚加工が施されたお掃除しやすいものも良いと思います。(ちなみにウールは水と油をはじく性質が備わっており、天然の防汚繊維といえます。)
なにかと床を汚しやすいので防汚カーペットを選ぶのもよいでしょう。

お年寄りにやさしいカーペット
お年寄りはどうしても足腰が弱り、すり足になりがちです。できるだけ段差をつくらないことが大切でしょう(もし段差ができそうなら、周囲と色の差をつけコントラストを強くすると注意を喚起することができるでしょう)。でも万が一転んでも、カーペットは衝撃吸収性にすぐれているので、転倒時に床面から受ける衝撃をやわらげることができ、木床などに比べるとはるかに安全といえるでしょう。(下にフェルトを敷きこんだフェルトグリッパー工法で最初から敷きこんで段差を無くしてあげるのが一番です。) 断熱性の高いカーペットは冷暖房効果も高めますので、冷えに弱いお年寄りにはおすすめです。

ペットと暮らす方向け
やはり気になるのは、汚れや抜け毛・ダニ。カーペットには防汚加工や防ダニ加工を施したものが豊富にあり、一般的にループパイルは汚れが中に入りにくい形状をしています。
そしてもう一つ気になるニオイには消臭加工をしたものがおすすめです。
犬やネコが爪でひっかいてほつれることもあります。ほつれにくい、という点では、カットパイルカーペットがやはり良いでしょう。でも、抜け毛が取りづらかったり、汚れの掃除がしにくかったり少し不向きな面もあります。ループカーペットの場合、引っかくとほつれますが、ほつれた部分を周りの毛足と同じ高さに切り瞬間接着剤をしみこませます。そうすると見た目も元通りになり、ほつれが広がる心配もありません。

来客の多い家では
大勢の人が集まって飲食をすると、いろいろなものが落ちたりこぼれたりしてよく汚れてしまいます。最小限に汚れをくいとめるには、やはり、防汚加工の施されたものを選んでおくのが良いと思います。さらに防汚糸を使用したカーペットなら効果は長持ちします。
多くの人が歩いたりすると、パイルのへたりも気になるので、耐久性のあるものを選びましょう。(素材としてへたりにくいのは、ナイロン、ウール、ポリエス テル、アクリルの順。)パイル密度や目付が多く、パイルの長さは短いものほど耐久性があり、カットよりはループパイルのほうがへたりにくいものです。ある程度グレードの高いカーペットを選んだほうが、結局はそのほうが丈夫で長持ちし、風合いの美しさも長く保たれます。

 

色で選ぶ

RED レッドエネルギーやバイタリティーを表す色。積極的な気分を呼び、集中力を高めます。アクセントカラーにつかうと、明るい雰囲気に。
PINK ピンク幸福感や安らぎを与えてくれます。人が集まる部屋の壁や床面 に取り入れると、和やかで楽しい空間を演出する効果が有ります。
ORANGE オレンジ太陽を思わせる、陽気さや活発さが表現出来ます。家族や食欲という暖かいイメージを誘うので、ダイニングの床や壁に最適。
YELLOW イエロー自然光に最も近いと言われる色。希望や自信を与えたり、集中力を高めるパワーがあり、リビングや子供の勉強部屋にオススメ。
GREEN グリーン心と体のバランスを取り、リラックスを促します。心身にやさしく作用する波長を持っているので、どの部屋にも取り入れやすい色。
BLUE ブルー心身の興奮を静める働きをもつのがブルー系統の色。ストレスや緊張をほどき心を落ち着かせてくれます。寝室やリビングによく使われます
PURPLE パープル古くから高僧や貴族が身に付けてきた色。部屋に穏やかなエネルギーが浸透し、傷ついた心や体に高いヒーリング効果 をもたらします。
BROWN ブラウン土や樹木といった自然、ぬくもりをイメージさせます。淡い色は柔らかく上品、濃い色はシックな雰囲気と濃淡によりさまざまなイメージに。
BLACK・GRAY・WHITE モノトーン感情を浄化させる白、協調を表すグレー、引き締まったイメージを感じさせる黒。無彩 色の組み合わせは、モダンな印象を与えます。

 

 

 

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