住まい

防音床と遮音床

防音床とは?

防音床(遮音床)とは、上階で発生する衝撃音や振動の下階への影響を抑えるように処置の施された床のことをいいます。

衝撃音は、子供が飛び跳ねたりして発生する重くて柔らかい、「重量床衝撃音」(LH)と、食器を落としたりスリッパをパタパタと鳴らして歩いたりするときの軽くて硬い「軽量床衝撃音」(LL)に分類できます。

L値は低いほど性能が良く、防音性が優れているといえます。

 

床衝撃音に対する遮音等級と生活上の実感

遮音等級 重量床衝撃音LH 軽量床衝撃音LL 集合住宅での生活
L-40 遠くから聞こえる 空き缶を落とすと聞こえる 気兼ねなく生活できる
L-45 聞こえるが気にならない スプーンを落とす音が聞こえる 少し気をつける
L-50 ほとんど気にならない 10円玉を落とすと聞こえる。椅子を引きずる音が聞こえる。 やや注意して生活する
L-55 少し気になる 椅子を引きずる音が気になる 注意すれば問題ない
L-60 やや気になる 1円玉の落下音も聞こえる お互いに我慢できる限度
L-65 よく聞こえ、気になる スリッパの音が気になる 子供がいれば文句が出る
L-70 大変聞こえ、気になる 大抵の落下音は聞こえ、気になる 子供がいても上が気になる
L-75 大変うるさい 大変うるさい 注意していても文句が出る
L-80 うるさくて我慢できない うるさくて我慢できない 忍者のような生活が必要

 

もともとは、上階の音が問題になるマンションの為に研究されてきましたが、最近では二世帯住宅の需要などから木造住宅用の商品も出てきています。

マンションの場合にはコンクリートスラブの上に施工できるので、L-45にすることも可能ですが、根太の上に施工する木造住宅においては、L-65を達成することも難しい現実があります。

床材のカタログなどに記載されているL値は通常、軽量床衝撃音のことを指します。

 

 

自分でできる防音対策

・クッション材を敷く

ジョイント式で簡単に敷くことができ、価格が安いながら、効果があります。

 

・もっと効果を高めたい場合は防音カーペット

普通のカーペットでは防音効果は期待できませんが、防音カーペットは厚みもあり効果的な防音効果が期待できます。

クッション材に比べて重く、敷き詰めるにも労力が必要となります。また、価格も高めになります。

 

 

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